くらげの迷走HOME>VFA144>フォッケウルフTa152H”第301戦闘航空団”/Ta152H"JG301:Yellow 2"
第301戦闘航空団
キット指定のマーキングをそのままリペイント。
機番・国籍マークも付属デカールをそのまま使用です。
Ta152を装備した部隊はほぼここだけのようです。
それでも機体ごとに迷彩パターンや数字の色など違いがあるので、並べてみても楽しめます。
エフトイズ1/144のTa152先のテンペストと対で「VS2」として出たキット。出来はちょっと合いが悪くて修正が必要です。
モールドも一部だるかったり、表面がボコついてたりと基本整形が大事になる出来。
と思って他のキットを見たら綺麗なものもありました。個体差がある?塗装がちょっと厚かったせいかな?
Ta152の塗装今回はフリーハンドで塗装。ちょっとボケ強めです。
以前作ったものはモデルアートの作例を見たのでRLM81&83の組み合わせでしたが、今はRLM81&82の組み合わせのようです。
胴体側面のモットリングも全体に及んだ感じ。スポットにしようとしたけどうまくいかなくて、いつものように仕上げてしまいました。
Ta152の印象全体的なバランスはよいですが、戦闘機としてはちょっと優雅な感じ。高空を悠々と飛んでるのが似合いそう。
配備された時期も遅く、機数も限られていましたが、この機体でのエースも生まれており、Fw190の最終形態にふさわしい性能だったようです。
タンク博士がP-51を振り切ったというエピソードなどからも、なんとなく孤高の雰囲気が漂うイメージですね。
一緒に撮影したI-16との大きさの差がすごい・・・。
工作
私の作ったキットは主翼後部と胴体とに大きなズレがあり、だいぶ削って整形しました。
モールドも一部薄くて彫りなおしたほうが良さそうでしたが、何とかスミ入れも出来たので仕上がりはそれなりにまとまりました。
形状的には問題ないと思います。
細部パーツなぜか排気管が別パーツになっています。一体でも問題なさそうですが、こういったチャレンジは歓迎したいですね。
足回りも支柱の省略もなくいい感じ。合いの問題さえなければ好印象のキットでしたね。
ループアンテナなんかもパーツ化されていますが、さすがに精密感がないのでコードで作り変えました。
(モラーヌアンテナはキットのパーツを使用)
作業時間の関係でフリーハンドで仕上げました。
模型としては雰囲気が出ますが、このスケールではちょっとボケすぎな気がします。
実機写真や作例を見るとTa152はあまりモットリングがないようですが、かっこよくしていく過程でこんな雰囲気になってしまいました。
テンペストとのキット対決は?「ウイングキットコレクションVS2」ということで、キットとしてのテンペストとの印象は・・・。
製作の手間がなかったのはテンペスト。作っててストレスがありませんでした。モデラー視点ではテンペストに軍配かな。
ただいずれもモールドが一部薄くて塗装がちょっと厚め。しっかりスミいれするには彫りなおしが必要かも。
でも形状はいずれも良いので、かっこいいライバル対決が楽しめる良いキットです。