くらげの迷走HOME>VFA144>紫電一一甲型”横須賀航空隊”/Shiden Type11”George”
横須賀航空隊
尾翼の機番、注意書きはオリジナル。
その他日の丸等は塗装で仕上げました。
上下面の塗りわけはマスキングを使用してキッチリめに仕上げています。
フリーハンドは楽なんですけど、このスケールではボケすぎかな〜と最近は思うので、ちゃんと作るときは手間でもマスキングを使っています。
エフトイズ1/144の紫電とてもよく出来たキットです!メリハリの利いたモールド、組み立ての位置決めもキッチリ決まり手を入れる余地がありません!
複雑な形状の足回り等、小物パーツの精度も高く、機銃を金属線に変えたほかはほぼストレート組み。
他キットより少しパーツが多めですが、その意気込みが出来に現れててすばらしいキットです。
紫電の塗装いいキットだけにマーキングのバリエーションが少ないのが残念!
通常の海軍塗装のほかは試作のオレンジくらいしかなく、集める楽しさがないのが悔やまれます。
そんな中でも黄色のラインが少しだけ派手な横須賀航空隊としました。
紫電の印象紫電改と比べると知名度はいま一つ。強風から紫電改への過渡期の機体といった印象です。
エンジンや脚の機構などで悩まされましたが、性能はゼロ戦より良かったそうです。まぁ稼働率というのも飛行性能と同じくらい戦闘機としては重要なので、本機の評価がいまいちなのも、その辺の影響でしょうね。
”飛ばない○○はただの・・・”と言いますからね〜。
塗装
シンプルな濃緑色単色なので、グラデーションをかけて手作り感を出してみました。
工作で手がかからなかった分、塗装には特に気を使って、綺麗に仕上げました。
透けやすいキャノピーフレームもいつもよりしっかり塗り重ね。
カウリングこの紫電のキットのポイントはオープンになってるカウルフラップ。
いつもはオープン加工することが多いですが、始めから開いてるのは初めて?
たぶん排気管を再現する上で開けざるを得なかったのでしょうが、怪我の功名ですね。
下面シンプルなシルバー単色の下面も強めのグラデーションでメリハリUP!
紫電の特徴である機銃ポッドもいい感じ。機銃は開口してませんがラッパ形状にしてあります。
太めで開口したパイプを使うか、開口してなくて細い金属線を使うか悩みますが、細いほうが精密感があると思い金属線にしました。
バリエーションが・・・本当に紫電であるのが悔やまれるすばらしいキット。もっといろいろ楽しみたかったですね〜。
いつものアピールポイントであるカウルオープンもやられちゃってるし、作りこむ余地がない!これはメーカーにとっては最高のほめ言葉でしょう。
でもたとえ同じマーキングであってもまた作ってみたい!そう思わせてくれた好キットでした。