くらげの迷走HOME>VFA144>P-51Dマスタング”オールドクロウ”/P-51D Mustang”OLD CROW”
”OLD CROW”のマーキング
4種類から選べる付属デカールから、超有名機の”オールドクロウ”をチョイス。
ちなみにOLD CROWはバーボンの名前だそうです。
バーボン ウイスキー オールド クロウ
キットとして1/144を出してくれてるPLATZのP-51Dは繊細な出来。モールドも薄めですっきりした印象です。
脚など結構細いので取り扱いは注意ですが、おかげで素組みで充分綺麗に仕上がります。
もう少しリベットとか入れて味を出してもいいかなとも思いますが、素材としてはコレでいいのかも。ハセガワ的な仕上がり?
シルバー=ピカピカとしたくなるところですが、そういった作品は作り飽きたので、グラデーションを入れてみました。
単色で綺麗だと製品と変わらないですからね。ここは作り手の味を出すべく排気管等も軽く汚しを入れて手作り感アピールです。
今回はタンクも未装備、脚カバーも閉じることで下面をすっきり。でスマートなマスタングとしてみました。
実機写真なんかだと結構使い込まれて汚れた姿が軍馬って感じを出してますが、今回はサラブレッドのようなスマートさを再現。
マーキングといい基本的過ぎるスタイルですが、だからこそ一度は作りたかった1機です。
機首周りの塗装
機首のチェックは塗装で仕上げてます。
最初にマスキングで塗りわけ、汚いところをひたすらチマチマとタッチアップして仕上げました。
デカールも付いてますがさすがにこの曲線になじませるには硬くて無理。スピナーも当然塗装仕上げです。
脚カバーは閉じておくことも多いようなので、その状態に。タンクもないのでスマートなスタイルが際立ちます。
ウイングクラブコレクションもそうですが、ラジエーター周りの表現がこちらも乏しい。ストライプ前の排気口を追加工作しています。
P-51Dマスタングは本当に綺麗にまとまった飛行機ですね。
この角度から見ると意外と直線的で細い胴体とか、奇をてらわない主翼とか完成された美しさ。これが数ヶ月で設計されたと言うから、設計者のシュミードという人はすごい。
私の最多製作機体であるマスタング。でもまだ飽きることがないので、また何かしら作ることになるでしょう。