くらげの迷走HOME>VFA144>一式戦闘機 隼1型”第64戦隊加藤隊長機”/ki-43 Oscar”64th Sentai”
”第64戦隊”のマーキング
隼、いや、日本陸軍を代表する”軍神”加藤戦隊長の機体。大戦初期に大活躍し、映画にもなった超有名な部隊です。
そんな超有名機ではありますが、マーキングは胴体日の丸も無く、非常にシンプル。
経歴がなければあまり作る気にならなそうな機体ですね。
ウイングクラブコレクション1/144の隼すでに10機以上作ってきたキットだけに、だいぶ作りなれました。
各部に凸リベットが入っていますが、マーキングの塗装上邪魔な部分なので、ほとんどを削り取っています。
上面のリベットは無くてもいいところなので、削ってもよいですが、下面はいい雰囲気なので残しています。
隼の塗装色味の少ない、正直”地味な”機体。なので出来るだけ細部まで塗装しました。
帯や日の丸は塗装仕上げ。グラデーションもかけてますが、いつも通りすっきりめな仕上げです。
青のラインが明るく見えますが、これはデジカメの性能によるもの。実際はMr65インディブルーのような濃いブルーです。
ポイントいつかは作らねばと思っていた1機。というか隼1型の代表する機体なので、最後に作るのはこれかと思っていました。
隼T型は改めてみるとシンプル且つスマートな、綺麗な機体ですね。面白みが無いともいえますが、こういった無駄の無いスタイルって言うのはとても好きです。
中島らしいすっきりしたラインは、優雅さのある三菱とは違いますが、いずれも日本らしさを感じる繊細さが漂う。戦闘機としてはちょっと線が弱いかもしれませんがね。
機首周りの塗装
いつものようにラジエーターを追加していますが、いつもよりちょっと色を加えてバージョンアップ。排気管の形状もちょっと直しています。
脚支柱と一体のカバー裏のちょっとしたところにもちゃんと青竹を入れています。
こんなわずかな面積でも、色が違うと精密感がだいぶ変わってきます。
塗装とマーキング下面はグレーなのでグラデーションが映えます。
1/144食玩としては初期のキットですが、モールドが多くてスミ入れするとすごく見栄えがしますね。
全体的に塗装はハセガワ1/48の説明書を参考にしています。
工作のポイントだいぶ手際が良くなりましたが、もともと手間のかからない好キット。
T型は主翼前縁にライトは無いですが、左翼にモールドが入っているので消すのを忘れずに。
あとはプラパイプで追加したラジエーター。実際は円ではなく多角形ですが、うまい方法が思いつかなかったので単純にパイプにしちゃいました。
他に作る機体は・・・?隼一型の大本命をようやく製作できました。
主要な塗装の機体は大体作ってきた(あまりバリエーションもない)ので、隼T型はしばらく作るものが思いつきません。
むしろ次はU型ですね。こちらは塗装もいろいろあるので楽しめそうです。
何とかキットを確保して製作したいな。
一式戦闘機 隼
(ウイングクラブコレクションL1/144)
インレタ使用
製作日2015年9月
---SPEC---
全幅:11.40m 全長:8.83m 全高:3.27m
全備重量:2,0448kg 発動機:ハ25型
最高速度:495km/h 航続距離:1,200km 乗員:1