紫雲は敵戦闘機を振りきって偵察ができる高速偵察機として開発された水上機
日本初の二重反転プロペラや投棄可能なフロート、折りたためる補助フロート等斬新なアイデアを取り入れていたが、それによる故障も多発。
想定以下の性能や戦局により予定より早く生産を打ち切られ、生産機数は試作機を含め15機。軽巡大淀に搭載され、トラック島方面で使用されたが、事故や故障が多発。
ほとんど活躍できなかった。
新機軸を楽しむべく、各部を動かして遊べるモデルを目的に制作。
主フロートは取り外し可能だが、補助フロートは強度的な不安もあり可動・差し替えに出来ず
二重反転プロペラも反転機構は組み込んだものの、ギアが硬くて回せず・・・
実機同様稼働の不具合が多発して普通の展示作品となってしまった・・・。
〜追加工作〜
・二重反転機構を組み込むも、硬くて回らず・・・
・主フロートを取り外し式に
・補助フロートの支柱を金属線に変更
・ピトー管やアンテナを金属線に変更
・ライトをクリア化
各機構に関してはブログで解説しています。
使用キット: 川西 紫雲一一型(RSモデル1/72)
追加パーツ等:特になし