J-8フィンバックB(トランペッター1/72) /J-8 Finback B(Trumpeter1/72)

J-8II フィンバックB ”中国人民解放軍空軍”
J-8II Finback-B”People's Liberation Army Air Force”

マイナー空軍シリーズ、いまや世界の大国となったお隣の国、中国からMig-21のバリエーションともいえるフィンバックBです。

掲載時点において中国との関係は冷え込んでいて、別の感情が沸いてきてしまいますが、ここでそういったことはあえて無視。
純粋に飛行機のスタイルを楽しんでいただければ幸いです。
そもそも政治的な感情とか持ち出したら成り立たない趣味の世界ですからね。兵器である以上後ろめたい気持ちを秘めつつ・・・。

J-8II Finback-B”People's Liberation Army Air Force” (Trumpeter 1/72)

フィンバックB 中国空軍
J-8 FinbackB(Trumpeter1/72)

J-8フィンバックB(トランペッター1/72)のキットについて

今回も基本的には素組み。もともと実機の資料が少ないので手の入れようがないということもありますが・・・。

トランペッター初期のキットでありながら、基本的な形状は悪くないようです。

足回りなど一部手馴れていない感じのパーツ分割があったりしますが、それほど苦労する部分はありません。

J8フィンバックのポイント

・・・といってもねぇ・・・なかなか資料が無くて作りこむにもどこをいじったらいいのやらって感じです。

わかった範囲でアンテナとか追加してますが、翼端灯とかも再現できてないし、細部の再現に関しては当てになりません。

製作される際はどうぞご自身でご確認くださいね。
(間違いやディテールをご指摘いただけるとむしろ大変ありがたいです)

J-8Uフィンバックの塗装

白い機体なのに白い背景で申し訳ない!
ベースの準備が間に合わなかったのですが掲載したかったので、いつも通りの環境で撮影してしまいました。

ちなみに白といってもMr311をベースとしたオフホワイトとして少し渋くしてあります。

マーキング

1/48のJ-8フィンバックには注意書きなんかも付いていてもっとメリハリが出そうですが、1/72は機番や国籍マークのみしか付いていないので、とてもシンプルな仕上がりです。

部隊名は不明です。・・・自国機なのに。機密なのかな?

で?かっこいい?

スマートなMig-21のスタイルを引き継ぎ、レドームが付いた機首のラインも手伝ってとてもスリムなラインです。

勝手に改修しちゃう中国の機体は、独自の味わいがあって面白みがあったりしますね。
中国軍機って意外と制作意欲を掻き立てられる機体が多いんですよね。




J-8IIフィンバックB(トランペッター1/72)の工作

機首回り

とにかくシンプルな機体色の中で唯一にぎやかなのが機首部分。
グリーンのレドームがいかにも前時代的ですね。

機首ピトー管や3本立ってるアンテナは金属線、L字のピトー管?(アンテナ?)はキットパーツです。

リベット地獄

機体全体にリベットが打たれています。ただダルいモールドを彫りなおす都合上・・・合わせて全面打ち直しました・・・あ〜大変。

フラップが別パーツになってますが、実機写真ではあまり下ろしてるのが無いので、せっかくですがまっすぐにしてしまいました。

下面

機銃は軽く開口。独自のミサイルやタンクを満載にしているので、結構ピンピンでにぎやかです。

今回フィンバックを作りたくなった、かっこいい箱絵のように下のフィンを立てたかったですが、駐機状態では無理。
やむなく畳んでしまいました。これじゃいいとこアピールできないね。

イスラエル系のミサイルはフィン(厚みはありますが)が別パーツで雰囲気も悪くない。ノズルを金属パイプで追加してディテールアップ。

エアブレーキのつくりやら脚の色やらわからないことばかり。いろんな作例を参考にしつつ、それっぽい色に塗ってしまいました。

J-8フィンバック 総括

トランペッターの箱絵はたまにかっこいいですよね。今回もそれにやられちゃったと言っていいかもしれません。そんな勢いで買ってしまった1機。

そう、どちらかと言えばフィンバックAのほうが興味があるんですよね。

それにしてもMig-21をここまで発展させたと言うのはある意味すごいな。・・・いろんな意味で。

細かな工作に関しては当モデリングブログもあわせてご覧ください。

迷走エアモデリング 〜J-8フィンバックB編〜

DATA

使用キット

F-8II フィンバックB
トランペッター1/72
追加パーツ等
なし
マーキング
キット付属デカール
資料
特になし
製作記はこちらから

中国って?

わが国の数少ない隣国。
いまさら説明する必要はないですよねぇ。

元はMig-21を始祖とするJ-8II。
その流れはMig-21F-13を国内生産したJ-7。

それをまんま規模を拡大、双発エンジン、武装強化したのがJ-8。
フィンバックAといわれる。

単なる拡大版とはいっても開発ではだいぶ苦労したみたい。

それをもうちょっとまじめに(?)発展させたのがフィンバックBだそうな。

性能的には、まぁ元がMig-21だからたかが知れてるとは思うけど、今でもシステムをアップグレードしたのが使われています。

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