くらげの迷走HOME>GALLERY>F-104Aスターファイター”ヨルダン空軍” /F-104A StarFighter”Jordan AirForce”
マルヨン3機まとめて製作第1弾!
最後の有人戦闘機、F-104スターファイターを3機まとめて製作!
その中で諸事情により1機をA型に改修して製作しました。他の2機は迷彩機ですが、マルヨンはやっぱりピカピカのシルバーでしょ!ってことで、シンプルなシルバーで使用している空軍の中からヨルダン空軍機をチョイス。
まさにシンプルイズベスト!無駄をそぎ落としたデザインのマルヨンには余計な装飾は不要!
ハセガワ1/72のF-104スターファイターのキットについて
社屋に実機を飾るなど、F-104に対する思い入れを感じるハセガワだけに、細かいところまでよく出来た好キット。
それでいて決して作りづらくなくて、大きな改修も必要なく素組みでも十分楽しめる、コレクションには最適なキットです。
だからこそ3機同時製作なんて無茶なことが出来たんですね。
ヨルダン空軍のマーキング本機は「とにかくシンプルなマルヨン」がテーマ。
シルバーのマルヨンだとほかにパキスタンなどもありましたが、そちらは結構有名なのでヨルダンをセレクト。
F-104には細かいコーションマークが入りますが、参考にした写真の機体はそれらも見えなくて国籍マークのみの非常にシンプルなものでした。
ですので国籍マーク、デンジャーデルタくらいの最小限のもののみです。
シルバーの機体はピカピカにしたくなってしまいますが、ヨルダン空軍機は中東の国らしく、日に焼けてカサカサしたイメージ。
そこで通常と同じようにシルバーをグラデーションかけて、半つやで仕上げました。
エンジン周りは少し変化をつけるべく、色を変えてつやを出してみました。
今作のポイントは全身!
一切の無駄を排した”裸のマルヨン”のスタイルこそが楽しむポイントかな。
空自のF-104の印象が強いので、マルヨンには翼端タンクというのが一般的なイメージだと思いますが、登場した当初はこのスタイルでした。
もったりするパーツがないので先鋭なF-104スターファイターの本来の姿が際立つ仕様となりました。
コクピット回り
変化をつけるべく3機つくりを変えたのですが、面倒くさくなってすべてキャノピーを閉じてしまいました・・・。
もともとA型は一番手を抜いていて、モールド入りのキットパーツももったいなくて使わなかったから、見せないつもりでしたけどね。
A型への改修ポイント使用したのはS型のキットでしたので、A型に改修しています。
あまり調べなかったので細かいところまでわからないですが、大きく違ったのが尾翼の大きさ。S型は増設されてるんですね。
参考資料の世界の傑作機 「F-104 スターファイター」 に掲載の図面を参考に小さくカット&整形しています。
他にも違いはあるのかな?わからないから今回はここだけでした。
エンジン全身シルバーとはいえ多少は変化を付けたかったので、エンジン部だけつやを出して変化を出してみました。
機体は”無塗装”ではなくて”アルミナイズド塗装”だそうなのでパネルで色合いを変える手は使えません。
ウエポンシンプルにAIM-9Bのみ。
フジミのF-86から持ってきました。
翼端タンクを見慣れているので、ちょっともの足りないですね。
こうしてみると本当にロケットに羽をつけたって感じで早そうだな〜。
私には世代的に一昔前の機体であり、兄がかっこいいと言っていたのが理解できなかったですが、改めて眺めてみると確かにコレはコレで魅力的です。
細かな工作に関しては当モデリングブログもあわせてご覧ください。
迷走エアモデリング〜スターファイター編〜
中東の中心に位置する。イスラエル、イラク、シリア等に隣接してと〜っても難しい立ち位置の国。
日本の政治家ではとても回せないでしょうね。
今の主力はF-16あたり。
私の大好きF-5Eも使われてました。
塗装としては個性的なものはなく、一般的なデザート迷彩(グリーン、ブラウン、タン)かそのまま。
マイナー度は少ないね。