くらげの迷走HOME>GALLERY>Bf109F-2 ”Werner Mölders”
習作としてとりあえず作ってみたハセガワ1/48のBf109F-2。
ヨンパチを作りなれてなかったので、コンテストに参加する前に手慣らしとして素組みで作りました。
メッサーシュミットの中でも一番シンプルでまとまっていると思われるF型。でも無骨なE型や後のG-6なんかに比べてスッキリしすぎてる印象もあります。
当時のパイロットなんかにもベストとの評価がありますが、なんとなくポジション的にゼロ戦22型に近い、ベストでありながら影が薄いイメージですね。
~塗装とマーキング~
キット付属のデカールを使用、F-2ではメジャーなメルダース機。
実験体としての作品なので、いつもよりも強めに汚し(退色)を行いました。
迷彩に関しては主翼、胴体ともにフリーハンド。あまりやりなれていないモットリングもボケ味強めでやってみました。ドイツ機のモットリングは機体によって本当に様々。特定の機体を作る際は出来るだけ実機の写真なんかを参考にしないといけません。
この機体も実際はどんなんなんですかねぇ?
退色表現というとパネルラインに沿って一段くらい色を乗せるってのが定石ですが、私としてはどちらかというとパネル中央を一段明るい色にするほうが退色感が出るように思います。
特に今回のような黄色は色が抜けやすいので、その辺の色抜け感を出したほうがそれらしいのでは。
ただやりすぎちゃうと、とてもボロッちくなってしまうので注意。
今作例がまさにそれですな(泣)。
~工作~
工作面に関しては完全に素組み!これぞ素組みってくらいそのまんまです。
ピトー管を金属線にするくらいはしていますが。
メッサーシュミットはいろんな迷彩があるので、そこを悩むのが楽しみ(苦しみ?)ですね。
F型というとどちらかというとF-4Tropのほうがメジャーですね。私もいつか男前のマルセイユ機は作りたいです。
もともと練習用と割り切って作ったこともあり、完成後の充実感も特になく・・・。
全く気持ちが入ってないので、アンテナ支柱が折れたまま野ざらしで埃まみれ・・・。かわいそうに。