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零式観測機”大和搭載機”

出品日:2007年2月12日〜19日
1/144 零観
久しぶりの出品です。休み明け&今年一発目ということで少し変わったところを攻めてみました。
零観の大和搭載機、カタパルトつきです。単体ではあまりインパクトもなさそうなので、ベースに一工夫して雰囲気を出してみました。
エフトイズのこのキットは初期型のようでしたので、搭載されていた後期型へいくつか改修をしています。これが結構面倒でした。さらになれない複葉機でしたので、組み立ても手間取ってしまい苦労しました。
どの工作も地味めな部分なのでぱっと見わからないところばかりなのでやった甲斐があったかどうか不安ですが、わかる人にはわかっていただけるのでは。
あとは張り線なんかを面倒がらずに追加することで精密感をだしました。しかしやってはいてもよく見ると精度が悪いです。
このスケールを作るのは久しぶりなので腕がなまってしまったようです。

〜塗装とマーキング〜

全面再塗装。
マーキングはオリジナルのものを使用し、戦艦大和に搭載されていたといわれる機番をつけています。
これについては諸説あるようですが、参考にしていた資料を根拠に”241−01”としました。
フロート部などの塗りわけはきっちり塗りわけです。形状が複雑なのでフリーハンドだとぼけ幅が均一にならなそうなので今回はマスキングを行いました。

POINT 1:カウリング

初期型からの形状の違いでわかりやすい部分としてまずはカウリング上部のインテイクを追加しました。あとは下部の排気管を真鍮パイプにしています。真ん中の3本の支柱はプラ棒で作り変えています。

POINT 2:コクピット周り

もうひとつのわかりやすい相違点である前席の風防も他キットもパーツを改造し作り直しています。そのほか筒状の照準器や後席の機銃も他から流用しています。
機銃は少し大きい感じがしますが、この機銃は出来がいいので雰囲気が出ると思いそのまま使っています。

POINT 3:張り線

主翼間の張り線は金属線にて追加。いまいち取り付け位置等がわかりませんでしたが、一番それらしい位置でとめています。

POINT 4:ベース”大和甲板”

で、今回機体以上に大変だったのではないかと思われるベースです。大和のカタパルト部分を切り取った感じで作ってみました。
プラ板による完全オリジナルです。(カタパルト、手すり等小物には金属線や金属板も使用)
主役はもちろん零観なので、それほど作りこんではいません。大和の形状に関してもそれほど知識があるわけではないので、雰囲気が出ればいいな程度の出来です。
カメラ設定の影響で若干青みが強く写っていますが、実際は軍艦色です。

POINT 5:ベースその2

裏から見るとこんな感じです。
下の段のボートが格納してある部分は少し内側でプラ板でふたをしています。ですので中は見えません。
前から見ることを前提としているので、全方面からの視線に耐えるものではありません。

POINT 6:ベースその3

カタパルトは可動しますので、こんな飾り方も可能です。
もちろんこのままではクリアケースには入りませんが・・・。

ケースのサイズは
幅約19.5cm×奥行き約11cm×高さ約13cmになります。
いざ出撃!って感じで。
あ、パイロット乗ってないや・・・。
新規一発目の割りに地味な機体セレクトとなってしまいました。
水上機もいつかはやりたいと思っていたので、この機会に時間をかけてやってみましたがいかがでしょうか。でもゲタ履きは水に浮いてるのが本当は一番いいですね。もし今度作ることがあれば水面のジオラマベースでいきたいです。
しかし、零観は作るの面倒なのでもう作らないかも・・・。

*不慣れな新型カメラのため画像設定がうまく出来ていません。見づらくて申し訳ありません。

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