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”零戦虎徹” 撃墜王岩本徹三乗機2機セット

出品日:2006年2月22日〜2月26日
はじめから掲載していた岩本さんのセットをついに出品します。これは52型だけでも多少価値のあるものではないでしょうか。

はじめにお断りしておきますが、岩本さんの機体については正しい塗装というのがわかりません(たぶん)。写真もないようですし、いま見かける岩本機の塗装もすべて推定だと思います。
というのも製作にあたりいろいろ資料や作例を調べてみるとみな違っているのです。いま一番新しいSWEETの21型にも岩本機の塗装がありますが、あれも現時点での定説であり正しいわけではないと思います。というわけでこの2機も人によっては間違ってると言われるに違いないです。でも実際の塗装がわからない以上自分なりの解釈を含ませるのは悪くないことだと思います。
そんなわけで自分なりの解釈(いいわけ?)を。
まず21型。”緒戦でまだ濃緑塗装が標準してないころ、現地で応急的に緑をのせた”というイメージです。ですので下面は飴色に近い色。その上に応急的な明るめの緑を塗りました。当然中島、三菱の塗りわけもないので一般的な塗りとして尾部はまっすぐな塗りわけです。
52型。こちらは何度もプラモに付属したりしてよく知られたマーキングです。
今回も一般的な感じで仕上げました。ただ、21型と並べたときの面白みを考えています。
工作に関しては機銃を真鍮パイプにして”気持ち”ラッパ形状を再現しています。あとはアンテナ支柱も真鍮にして52型のものに改造しています。
塗装は一般的な52型の塗装です。21型が三菱系塗りわけなのでこちらは中島系にしました。個人的に52型は中島系の塗りわけが好きですね。
104号機が52型だという証拠はないようですが、時期的なことなどを考えると可能性があったのではないかということで。
機番について(52型も含めた解釈)
これに関しては岩本さん自身の手記に”253−102号機””104号機”と記述があるので間違いないと思います。
ただし、色に関しては白だったり黄色だったりするのでここは模型的な見栄えから黄色としました。
また、他の状況からこの頃の隊では下2ケタや1ケタを記入していたそうなので、21型は1ケタ、52型は2ケタとして並べたときの変化をつけました。

しかし、わからないことが一つ。岩本さんは102号機がエンジンを交換する間104号機を使用したようで、積み替えた後ふたたび102号機に搭乗しています。最新の52型からまた21型へ戻るものでしょうか?確かに乗りなれたものにのるというのはわかりますが、一撃離脱を得意とする岩本さんには52型のほうが合っていたように思うのですが。はたして104号機は52型だったのでしょうか・・・。

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