くらげの迷走HOME1/144WINGSSPECIAL>”バトルオブブリテン” 1/144 Bf109E−3&スピットファイアMk.1

”バトル・オブ・ブリテン”
スピットファイアMk.1 & Bf109E−3

注文制作品
久しぶりのセットものです。
以前から一度はやっておきたかった”バトル・オブ・ブリテン”のライバル機セット。
もともと自分の為の個人的な作品として製作したものでしたが、自慢にお見せした方に「欲しい!!」といわれ、販売してしまいました。

ヨーロッパ航空戦を代表する戦闘でのライバルということで、どちらもあえて基本的な塗装の機体を選びました。
出品するならもう少しアピールしやすい派手な機体を選ぶところですが、本来自分のためのコレクションなので個人的に好きな基本形のセットとなってしまいました。
スピットファイアMk.1

〜塗装とマーキング〜

イギリス空軍のエース、アドルフ・”セイラー”・マラン機。
ごく基本的なスピットの塗装です。

マーキングはいつもお世話になっている”アシタノデカール”を使用。
いちいち調べたりする手間がなくて、楽でいいです。

POINT 1:マーキング

以前にスピットを作ったときは、まったく知識もイメージもなく、指定されたカラーをそのまま使用していました。
今回は多少イメージがあったので、指定色を基本に多少調色しています。
さらに軽くグラデーションをかけているので、落ち着いたいい雰囲気が出ていると思います。

迷彩はいつもどおりのフリーハンドで。
もうマスキングするの面倒くさいな〜。

POINT 2:整形

初期のWCCのキットは、まだ洗練されていなくて、ちょっと癖のある分割だったりします。

このキットも尾翼周りのパーツ割りが特徴的。

しかしそういった部分も含めて、丁寧に整形すれば、すてきなスピットになります。

このスケールでは唯一のキットではないかと思われますので、今となっては貴重なキットですね。

POINT 3:コクピット

この頃のキットは「飛行タイプ」と「地上タイプ」に分かれていて、「地上タイプ」のみ足回りのパーツがついていました「(飛行タイプは閉じた状態の足パーツがついてます)

さらにスピットに関しては、特徴的なドアもオープン状態で整形されています。

でもこれって、原型別だよね。
結構手間かけてるな〜。

せっかくなのでシートにベルトを追加して、恥ずかしくない程度のディテールアップをしてあります。
ライバルと共に。

相変わらずセンスのないネームプレートもつけて、雰囲気を出しています。

こうやってまとめると、作品ぽいでしょ?
Bf109E−3

〜塗装とマーキング〜

こちらもドイツ空軍を代表するエース、ハインツ・ベーア(ベアとか呼び方いろいろあるようです)中佐機。

スピット同様”アスデカ”をつかって、基本的な塗装の機体となってます。

バトルオブブリテンというなら、黄色い機首のガーランドのE−4なんかの方が雰囲気でますよね。
もしこれが出品作品なら当然そうしたことでしょう。
しかしもともと個人的に作ったものでしたので、私が一番好きな塗装にしました。

個人的にはこのオーソドックスな塗装がE型には一番似合う気がします。

POINT 1:マーキング

ミッキーマウス?のパーソナルマークのみが入っただけの、非常にシンプルな塗装。

最近のマイドイツ機ブームで、メッサーに関してもいろんなマーキングを知りました。

夏のコンテスト向けに作ったメッサーの時にもいろいろ調べましたが、やはりE型にはこの基本的な塗装が一番似合う気がします。

スピット同様軽くグラデーションをかけていますが、こっちはあまりメリハリ出ませんでしたね。

POINT 2:整形

キットは「世界の傑作機」を使用。
まさに傑作キット。完全に組み立て式のキットでしたので、あまり人気がなかったようですが、ハセガワが監修しているだけあって、食玩の域を超えたすばらしい出来のキットです。

私はメッサーはE型のほうが無骨で好きなので、もっと買いだめして置けばよかったと後悔しています。

POINT 3:まとめ

スピット共に。

もともとナナニイくらいでやろうとしていた企画でしたが、1/144のキットがたまたま転がっていたので、このスケールでの製作となりました。

2機並べても20センチに満たないサイズなので、こういったセットもの企画には1/144は場所をとらなくてうってつけですね。
飛行機はいいとして、やっぱり問題はネームプレートだよな〜・・・。

この中で一番手間がかかってたりします。

真ん中のタイトルは、わかる人にはわかる、映画「空軍大戦略」の書体をそのままパクりました。
最近すっかり出品しなくなったセットもの。
いやらしい話ですが、やはり単品で出したほうが効率がいいので、こういった本来やりたいことが出来なくなってしまいました。
今回は縁があって購入していただきましたが、私としてもコレクションしたい題材なので、また製作することになるかと思います。

この飛行機たちがイギリスの空で死闘を繰り広げていたわけですね。
性能的にはほぼ互角だったそうですが、こうして比べてみるとその国柄を表すような形をしていて面白い。

こうやって気軽にくらべられるのが1/144の魅力ですね。

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