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零式艦上戦闘機52型乙”第221海軍航空隊[嵐]”

出品日:2008年9月22日〜2008年9月28日
日本を代表する戦闘機、零戦。
そのなかでもマイナーなバリエーションの乙型に仕上げました。
私はゼロ戦は21型派なのですが、グリーンの52型のほうが一般的なのでしょう。
この乙型の主な特徴は主翼に増槽タンクを装備できるようになったことだそうです。(コクピットの防弾装備の強化などもあります)ですのでその外見的な特徴を今回は再現しています。

主翼に増槽を装備できるようになったことで、センターパイロンに爆弾を装備できるようになったので、この辺から”戦爆”としての能力を付加されて、純粋な戦闘機ではなくなっていきます。
制空戦闘機「零戦」としてみると、無理やりいろいろと使いまわされて悲しいバリエーションといえるかもしれません。

〜塗装とマーキング〜

第221海軍航空隊[嵐]所属機

乙型の解説で必ずといっていいほど見かける、機体の前で相撲をとっている写真で有名な機体です。

ゼロ戦の塗装としては基本的な濃緑色の塗装。
後部胴体の塗りわけでわかるように中島製の機体です。(見分けるポイント:下面色が尾翼にせり上がっているのは中島製。三菱製はせり上がらずまっすぐです)
カウルの黒もメーカーで少し違いますが、こっちは普通に黒で塗っています。

実機写真では尾翼の機番が少し傾いていますが、ここは模型的な見栄えからあえてまっすぐ綺麗にしました。

POINT 1:カウリング

ウイングクラブ製52型製作の基本改修ポイントのカウルフラップオープン。
だいぶ作りなれました。

あと機首の機銃も片方が13ミリに載せかえられ、カウルの開口部が広くなっているそうです。


あとわかりにくいですが、カウルからキャノピーまでの部分の形状も改修しています。
今回の制作上のポイントは実はここ!この辺はこだわりのある人じゃないとわからないかもしれませんね。
キットでは平面ですが、真ん中を若干へこませて、先端部分を逆にポコッとさせて52型の特徴的なラインを再現しています。このラインは難しい割りに地味な部分なので、あまり気にならないかもしれませんが、わかる人には大事なポイントですよね。

今回はポッコリとはなってますが、くぼませ具合が若干たりなかったようです。


ほかには主翼機銃の基部に一段段差をつけて、銃身を”若干”ラッパ形状にしています。
あくまで ”若干”ラッパ形状”風” 程度の出来ですが。

POINT 2:その他改修点

乙型のポイントの増槽タンク。
意外と正確な位置を描いた図面等が見つからず、いくつかの写真からそれらしい位置に取り付けました。

私の作品としては珍しく、プロペラがとてもよく回ります。
回った時の歪みもなく、軽く吹いただけで回る回る!

今回は脚収納部内は下面色のままとしました。
ここは毎回悩みます。どうもこの辺の機体となると青竹ということはないようです。
じゃあ何色かといわれるとよくわからない・・・。

ゼロ戦は奥が深い。

POINT 3:雰囲気

元となった有名な写真を配したベース&クリアケースが付きます。
サイズは150mm×105mm×60mm

草むらで相撲をとる二人を眺める仲間たち・・・。
のどかな雰囲気のシチュエーションのはずですが、その後ろに戦闘機が並び、時期的なことも考えると、いろいろな思いが湧いてきます。一枚の写真からいろいろなことを想像させる(決して楽しいことだけではありませんが)、いい写真だと思います。

写真から感じる当時の雰囲気と、その中の機体が立体で見れるという楽しみ方で、いろいろイメージを膨らませていただけたらうれしいです。
模型を制作するときはいろいろ写真等を見て、制作意欲をだします。
その際写真や記事を読むことで、その飛行機の背景を知っていくわけですが、そういったこともなんとか表現できないかな思っています。
それにはジオラマにするのが一番ですが、やはりどうしても模型としての完成度を見てしまい、実機の雰囲気というのを感じられません(雰囲気出せるテクニックもないし・・・。)。

そこで実機写真を一緒に配置するという安易な手段をとったわけです。
特に大戦機はいろいろな背景があり、その辺も理解することでその飛行機の存在感が一段と増すと思います。
模型として眺めるだけでなく、そこから広がる世界まで思いを巡らせることで楽しみが膨らむと考えています。

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