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零式艦上戦闘機 五二型”第261海軍航空隊所属機”

出品日:2007年6月11日〜6月18日
1/144 零戦52型
日本軍機が続きます。久しぶりの海軍戦闘機。
日本海軍の主力機、ゼロ戦52型です。
52型というと濃緑色できまりですね。しかしそれではつまらないので、数少ないバリエーションとされてきたグリーン2色の迷彩機にしてみました。
SWEETからゼロ戦がでてから、このウイングクラブコレクションのゼロ戦は存在価値がほとんどなくなってしまいました。あまりにも出来に差があるので仕方のないことです。一方は本格的キットとして開発され、こちらは食玩という形で出されているので比べるのは酷ですが、作る側としては元がいいほうが当然いいわけで、コレクションする為ではなく、作る為となるとこのキットは不用品に近いです。
但し、五二型となると今のところこれしかなく、某メーカーで開発中らしい新キットがでるまでは存在価値があるのではないでしょうか。

〜塗装とマーキング〜

五二型の数少ない(唯一?)カラーバリエーションであるグリーン2色迷彩。
ハセガワ1/72のキットに付属しているマーキングを再現しました。
機番、主翼の赤線以外は脚カバーのラインや帯の白ふちまで塗装で仕上げています。
迷彩もフリーハンドで仕上げているので自然なボケ具合です。スケール的にも違和感のなく仕上がったと思っています。

ハセガワのメーカーの作例などでは薄いほうのグリーンが、もっと白っぽく暗い色になっているようです。ハセガワの説明書の調色でも、もっと薄い、淡いグリーンを指示しています。この色調に関しては”これ!”と言い切った資料がなく、自分のイメージ優先で調色しました。
今作では「エアロディテール 零式艦上戦闘機」の表紙のイラストをイメージして明るい、黄色味のあるグリーンにしてみました。汚しをしていないので、こちらのほうが綺麗に見えるのではないでしょうか。

POINT 1:カウリング

工作面で一番のポイントとなったのは、天山同様機首周りです。
このキットの一番の気になる点はカウルフラップがないところです。ここは薄さが求められる部分なので、食玩レベルで再現するのは厳しかったのでしょう。
キットのままではフラップがなく、切り欠いた形になっているので、プラ板でフラップを作りました。
SWEETと比べて悪いと書いて来ましたが、機体形状自体はそんなに悪くないように思います。ですので形状の修正はここだけです。

ほかにプロペラを丁寧に整形したり、キャノピーの前の部分を若干へこましたりはしていますが、カウルフラップ以外はほぼキットのままです。

POINT 2:その他改修点

で、修正した結果がこんな感じです。
排気パイプが太いので、少し開きすぎの感もありますが、これで断然五二型っぽくなったのでは。

もう一点、機銃も真鍮パイプにしました。
例のラッパ形状の再現ですが、先っぽが若干開いているかなといった程度で、あまり出来ていません・・・(正直だな)。ここはまだまだ改良の余地アリです。

POINT 3:塗装

カウルの白線、給油口の赤、赤と青の左右のライト、尾部のライト(シルバー)など、面積としてはただの点といえる程度の色ですが、こういった色をちゃんと乗せることで精密感が出ると思っています。
最近手に入れたので、久しぶりにゼロ戦を製作してみました。ゼロ戦というと単純な塗装だけに細かい部分での言い争いがあるようで、私も知り合いと・「塗りわけは中島系だ!」「いや、三菱系がいい!」 とか・「カウルの色はもっと青っぽい」「いや、黒のほうがかっこいい!」とか・「ベルトはタンで塗ったものが多いが、実は薄いグリーンだ!」だの、「脚収納部は昔は青竹だったが、いまは無塗装(明灰白色)が常識だ」といったかと思えば「実はコクピットのようなグリーンだったらしい」なんて言い出したり、「コクピットの後ろの部分はどんな色だ?」ってなことで延々語りあったりと、お馴染みの単純な機体でありながら、非常に奥が深い。やはりわれわれ日本人には特別な機体ですね。
私はゼロ戦というと21型のほうがいい(かっこいいか悪いかではなく、”ゼロ戦”という戦闘機の性質からいうと21型、22型あたりが”ゼロ戦”としての完成形だと思っています。五二型はかっこよくても、本来あるべきではない型式だと考えます)ので、五二型にはそれほど思い入れがありませんが、魅力的な機体である事は変わりません。
とくにキャノピーの後ろから尾翼かけての微妙な曲線・・・。この微妙なカーブが非常に美しい・・・。実に日本的な綺麗なラインだと思いませんか!
”ゼロ戦”、”大和”、”日本刀”。日本人が作り出した最強の武器は実に日本らしい、なんともいえない美しさがありますね。日本の三大芸術だとおもいますよ。

わき道にそれましたが、五二型はもう一つやりたいものがあるので、また登場する予定です。
(もちろんこのマーキングはこれで終わりです。)

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