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九七式艦上攻撃機 ”931空 電探装備機”

2006年9月25日〜10月2日出品作品
1/144 九七式艦上攻撃機 931空
1/144 九七艦攻

久しぶりの九七艦攻。とはいえこれまでとは一味違う電探を装備した機体。
主翼全面、胴体側面に三式六号無線電信機のアンテナが張り出した、第932海軍航空隊所属”KEB306”号機
九七も当初予定していた主要な仕様はほぼ作ってきたので、最後に予定していた電探装備機をこのたび作ってみました。機体の製作に関してはこれまでの経験でかなり手際がよくなってきて、今回はこのアンテナの工作が唯一の注意点となりました。
ある程度の強度は確保しなければいけないので、少しスケール感にかける印象もありますがそれほど違和感なくしあがったのではないかと思います。
九七もそろそろネタが尽きてきましたが、まだいくつか作りたい機体があるので、今後も作っていくと思います。とはいえ他の機体とのバランスも考慮し(最多製作)なくては。
1/144 九七艦攻 電探装備

〜塗装とマーキング〜

ウイングクラブコレクション1/144 九七式艦上攻撃機
第931海軍航空隊所属機

マーキングはオリジナルのインレタを使用しています。(尾翼機番、水平尾翼白線)。その他はいつも通り塗装で仕上げています。
電探装備を表す尾翼の赤い斜線がなかなか新鮮。

ほかはありがちな日本機の塗装ですね。

POINT 1:アンテナ

最大のポイントであるアンテナ線。スケール感を考え結構細めの金属線を使っています。が、そのためかなり強度がないです。(やわらかいので曲がってしまう。取れる心配はないと思う)
落札された方は十分取り扱いにご注意ください。
931海軍航空隊 電探

POINT 2:スピナー

もう一つの電探機の外見上の特徴であるスピナー。これはキットパーツにパテをもって形作りました。綺麗に丸くするのは面倒なので、別のスピナーにプロペラを付け直そうかとも思いましたが、強度的に不安があるので手間でもパテ盛りで対応しました。

今機はペラは回ります。

POINT 3:基本工作

他はいつもの九七の改修点を追加
・シートベルト追加、キャノピーオープン
・ピトー管を真鍮に変更
・排気管を真鍮パイプに
・アンテナ支柱を真鍮に変更、張り線の追加
基本的にストレート組みでも十分な出来のこのキット。

いつもやっている基本改修でほぼ問題ないと思います。

もしあとやるとするなら、カウルフラップを開けたり、フラップを下げたりとかですかね。
そういったものもいずれやってみたいね。
最近1/144の完成品を出品する方が増えてきたように思います。それも皆さんとてもうまい。そろそろ私の出番もなくなりそうです。
私は基本的に一週間で出来る範囲でしか手を入れられないのですが、皆さん難しそうなキットを綺麗に作っていてすごいなと思います。しかもそんな面倒そうなのを作って出品してしまうなんて、勿体無いような気もしてしまいます。作るの早い人はうらやましいです・・・。
そんな中でも何か個性を出してファンが出来るような作品を作っていきたいですね。一つ手に入れたら他にもほしくなるような魅力が出せればと思います。そのためにも根本的なやり方を変えてみる必要が出てきた気がします。

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