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九七式三号艦上攻撃機 ”空母「蒼龍」所属機”2006年3月8日〜3月12日出品作品 |
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調子に乗って九七艦攻再登場。「赤城」「加賀」ときたので次は当然の「蒼龍」所属機です。 マーキングは第一次雷撃隊第一中隊第一小隊一番機のBT−311号機。 前回の隼のマダラが思いのほか成功したのに気をよくしてさっそくマダラ艦攻にチャレンジしました。 今回の製作にあたり色々資料や作例をを調べたのですが、九七のマダラ表現というのも人によって解釈がさまざまなものですね。当時の写真も当然不鮮明なモノクロ写真しかなく、実際の感じはわからないのではないでしょうか。そんなときは自分なりのイメージでやるしかないでしょう。 私はこの真珠湾シリーズはモデルアート社の別冊「真珠湾攻撃隊」を基本資料に製作していますが、その中にある「飛龍」所属の”BU−307号機”の写真がマダラのイメージです。それからするとこんな斑点状ではなくもっと混ざり合ったような印象があります。しかし、模型の作例は斑点状のマダラのものが多くあり、そちらのほうが一般的なイメージのようなので一般受けを狙って斑点状にしました。ただ、あまりはっきりした斑点だとわざとらしいので、あまり差のない”さりげない斑点”で自然な感じにしてみました。 はたしてイメージが合う方がいるでしょうか? |
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〜塗装とマーキング〜ウイングクラブコレクション1/144 九七式艦上攻撃機第二航戦らしい青を使ったマーキングを選択しました。尾翼に赤や黄色の線が入るのは結構見ますが、青の二本線は他にはあまりみないので珍しいのでは。 だだ、緑と茶の迷彩にあいまって派手さはありませんね。 |
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POINT 1:まだら塗装一度機体全体を下面の明灰緑色で塗装。その上に濃緑色をマダラに吹いて茶色の斑点をのせ、さらに両色でなじませていきました。はじめは機体の濃緑色を生かしてそのうえから茶色を乗せていったのですが、これだといかにも”茶色の斑点乗せました”という感じでわざとらしいので、面倒でもはじめに明灰を吹きました。この際はどうしても緑が明るくなってしまうので、元の色近づくようにするにはけっこう吹き重ねる必要があります。 |
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青は機体色とのバランスをみながら調色したオリジナルの青です。同じものを零戦、97、99と使うので、それぞれの機体と違和感のない微妙な線で調色しました。 |