Ｐ−４０Ｅ　ウォーホーク
”日本軍鹵獲機　飛行第５０戦隊”

使用キット：ウイングクラブコレクション　１／１４４　Ｐ−４０N　ウォーホーク改造

今回はかなりマニアックな機体。しかも塗装もマニアック。
ウイングクラブコレクションのキットはN型ですが、改修をしてE型にしています。

初めはそんなに違いはないだろうと思って製作してみましたが、調べると結構形状が違うのであせりました。資料不足のため完全に改修したとはいえませんが、基本的な部分は直したつもりです。
ただでさえマイナーなＰ−４０をさらに改修して、しかもさらにマイナーな塗装にしているのでね・・・・期待はしてません・・・・。
皆さんに楽しんでいただければそれで満足です・・・・。

〜塗装とマーキング〜

日本軍に捕獲され、陸軍の第５０戦隊のマーキングをつけた機体。

基本色は米軍のままとのことで、オリーブドラブ＆ニュートラルグレーの米軍基本塗装に日本軍のマーキングを施したものですが、これが以外に似合います。
日本機といってもぜんぜん違和感ありません。むしろかっこいい気がします。

意外な発見。

ＰＯＩＮＴ　１：Ｅ型への改造

まず初めに正直に告白を。
今回、仕上げの最後の最後、キャノピーを貼る段階で大きなミスをしてしまいました。
ご覧のように後部キャノピーの流し込み接着剤が流れてしまっています。
今のところ変色などはないので、パッと見はそれほど気にはなりません（？）
まずはご理解頂きご判断ください。

Ｎ型をＥ型にするのに何箇所か改修しました。
まず大きな相違点としてキャノピーの形状。Ｅ型は初期の型に見られる、いかにも後方視界の悪そうなキャノピーです。
中部、後部とも形が違うので、それらしく新たに作り直しました。

ちょっと形状が悪いかな？完全ではありません。

ＰＯＩＮＴ　２：脚周り

尾輪にカバーも追加しています。
これがあるとないとでは精密感がだいぶ違いますから。

ＰＯＩＮＴ　３：マーキング

あと尾翼部分がＮ型は延長されているらしいので、追加したっぽい一パネル分削って垂直尾翼を前方に移動させています。（Ｎ型との比較はこちらを）

実は初め気づかずに組み上げ、塗装の段階で気づいて作り直しました・・・。
リサーチはちゃんとしないといけませんね

なんとなく五式戦を連想してしまうカラーリング。意外と違和感なく似合いますよね。

よく日本機を米軍塗装にしたものは見ますが、米軍機を日本機にしたものってあまり見ない気がします。