くらげの迷走HOME1/144WINGS日本陸軍機>3式戦闘機 飛燕 T型丁”第244戦隊 小林隊長機”

3式戦闘機 飛燕T型丁
”第244戦隊長 小林照彦少佐機”

完成日:2007年6月25日

使用キット:ウイングクラブコレクション 1/144 3式戦闘機 飛燕

リクエストをいただきましたので、久しぶりの飛燕製作です。
なかなか貴重なキットであるウイングクラブコレクションの飛燕。製品としては塗装で損をしている感じがしますが、できは悪くないと思います。
前作は小改造をして丙型にしましたが、今回は素直に丁型です。

日本機では珍しい液冷エンジンの戦闘機。メッサーと同じ心臓ながらいかにも日本らしい形です。
しかし、何だろう?かっこいいはかっこいいけど、なんか足りない気がする・・・。「飛燕ねぇ、かっこいいんだけど・・・。」とどこか引っかかってしまう。何が理由か自分でもわからない・・・。かっこいいけどあまり面白みのないデザインか? 汚いマダラ塗装の悪印象か? 何だろう?
私的にはそんな不思議な存在です。

〜塗装とマーキング〜

第244戦隊隊長 小林照彦少佐機

飛燕といえばこれで決まりと言ってしまってもよい超有名機、小林照彦戦隊長の愛機”4424号機”です。
この機体は何度も塗装を変えているので、同じ機体ながらいろんな塗装が知られています。
しかしいろいろ作例等を調べてみると、細かい部分で相違点があってどれを信用したものか悩んでしまいます。

今回は「アシタノデカール」にある、赤帯のマダラ塗装機を選びました。飛燕のマダラというと青帯というのが私の印象です。この赤帯というのは最近の説なのか私が知らなかっただけかわかりませんが、新鮮です。

POINT 1:マダラ塗装

今作のポイントはこのマダラ塗装でしょう。
これまでも何点か飛燕の出品はありましたが、私も含めこのマダラ塗装は避けていたように思います。やはりこのスケールであのマダラを再現することに不安があったのでしょう。私も同様で、前作ではシルバー塗装機でなるべく派手なものに逃げてしまいました。マダラもいつかはやるつもりでしたが、1/144出品の締めに近い段階での出品になるような気がしていました。
しかし、今回せっかくリクエストをいただきましたので、不安を持ちつつも塗装してみました。

細かく再現するには筆塗りのほうがいいかと思いましたが、やはりそれでは仕上がりが汚くなりそうだし、ぼかしがあったほうが雰囲気が出ると思ったのでエアブラシにて塗装しました。

0.2ミリのブラシで吹いていますが、あまり細かくやるとシルバーとのメリハリがなくなってしまいそうでしたので、すこし大まかに、シルバーを気持ち残しぎみに吹きました。さて、皆様の印象はいかがでしょうか?

POINT 2:マダラ塗装

頑張って吹いてみましたが、所々荒れてしまっていますね・・・。
やはりよく見るとぼけ具合にムラがあったりします。出来ればよ〜くは見ていただきたくないですね。
あまり整いすぎてなくてかえっていいんじゃない?なんて言って貰えたらうれしいけどなぁ・・・。

下地のシルバーにはファインシルバーを使用したので、必要以上に綺麗に仕上がってしまいました。もう少し落ち着いた感じにしたほうが雰囲気出たかもしれません。

POINT 3:改造点

前作の丙型ではいろいろ追加工作をしましたが、今回の主な改修はこの冷却器まわりのみです。
2回目なので前回よりはこなれた感じに仕上がりました。

整備兵の名前を側面に入れ、左右の正面にそれぞれに”必””勝”といれたタンクが一味加えています。
この時期の見方識別帯は赤かったそうで、これも昔はなかった説ですね。新鮮です。

追加工作は機首の機銃の真鍮パイプへの変更、ベンチュリー管の追加など。

プロペラ、スピナーにも及んだマダラ塗装も忘れずに。

あまりにぴかぴかで綺麗過ぎたので、今回はつや消しで仕上げています。
今回の製作にあたり前のものを見返しました。
ちょうど一年前くらいの出品だったんですね。それにしても頑張ってたな。脚出し指示棒まで追加しちゃってたりして、気合入ってますな。(→飛燕丙型

あのころは試行錯誤で誰にも負けないすばらしいものを作ろうと頑張っていましたね。今ではいろんな方のすごい作品を目の当たりにし、すっかり己の限界を認識してしまって、手を抜いてばっかりです・・・。
せめて塗装だけでも面白いものをと思うようになって、そちらで差別化を図っています。面白い機体でも地味だと見ていてもあまりパッとしませんからね。
インテリアにポンと置いてあっても暗さがないようなものを作りたいと最近は思っています。

ま、ドイツ機などどうしても暗くなってしまうものは仕方ないですけど。
inserted by FC2 system