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2式単座戦闘機 鍾馗 増加試作型8号機
”かわせみ部隊 黒江大尉機”

完成日:2006年10月24日

使用キット:フジミ 1/144 2式単座戦闘機 鍾馗

隔週出品へペースダウンしての一作目、にしては地味な鐘馗です。
お客様からリクエストをいただいたので作ってみました。とはいえ一般的な鐘馗のイメージとは違う増加試作型、それでも有名であるエース黒江大尉が乗ったという8号機にして見ました。

フジミのキットはおおまかな形状は鐘馗していますが、細かく見ていくとやはり手を入れないといけなそうな部分もあるので、時間的余裕を取れるようになった今こそ作ることができたものです。
これでいいのかといわれればまだまだ中途半端な改修だとは思いますが、おおむね鐘馗にみえるのではないでしょうか。

〜塗装とマーキング〜

かわせみ部隊 黒江大尉機

↑茶色のマダラはちゃんとマダラが残る程度に施しています。スケビの鐘馗特集で出ていた作例を参考に、機首先端部が塗り残してあるようなマダラをフリーハンドで施しました。。

←いつもながら帯や日の丸は塗装で仕上げています。
この機体の部隊マークはよく作例で赤と黄色を使ったものをみますが、実機写真を見ると尾翼の帯に比べて明るく写っています。赤は使われていないのではないかなと推測し、今回は黄橙色と白にしてみました。

POINT 1:改造点 その1

一番気になったカウリングの形状。キットは直線的で丸みが無く、鐘馗のかわいらしさが出ていなかったので、中心部をパテ盛り、後端部を少し削って丸みを出しました。(まだ足りないようですが)
で、カウルフラップは開いているほうが間違いなくかっこいいので、以前の流星改と同様の方法でオープン状態にしています。

ここをいじるだけでもだいぶ鐘馗っぽくみえるのではないでしょうか。


増加試作型の相違点の一つ、スピナーの形状。とんがってます。
これはパテ盛り整形で普通に処理。カウリング内の環状ラジエーターもプラ棒を加工して追加しています。ただの輪ッかですがちょこちょこ塗装で遊んでそれらしく見えるようにしています。

POINT 2:改造点 その2

もう一箇所の基本形状の気になる点として主翼後部の付け根の形状がありました。キットでは下面の張り出しが上にせりあがりすぎてとても変な形状になっています。ですので上部を削りこんでラインを下までおろし、下面が胴体と面一になるように整形しなおしました。

主翼自体の厚みもかなりあったので、見れる程度まで削りました。あくまで気にならない程度なので、すごく薄いわけではありませんよ。

POINT 3:改造点 その3

胴体前部の改修点としては上記のカウリングの形状修正のほか
・排気管をウイングクラブコレクションの隼より移植
・着陸ライトをクリア化
・脚カバーの形状の変更、及び脚をプラ板、プラ棒を使って作り直し
・機銃を真鍮パイプに、ピトー管、アンテナ支柱を真鍮線に変更しています。

脚の形状も増加型の特徴の一つなので、ちゃんと作り変えました。どのみちキットの脚はできが悪すぎるので、量産型を作っても作り変える必要があるでしょう。

完成してから気がついた尾輪カバーの形状の違い。
両開きではなくて一枚もののようです。

帯はいつもながら塗装にて再現。こういうのだと楽でいいですね。

いや〜参りました。実は同型の機体が先週出品されてしまっていたのです。その時点ですでに完成間近だったので、とても焦りました。とはいえ時間的にも別のを作る時間はないし、恥を承知で後追い出品となってしまいました。
しかし、これまでの経験から”後追いに高値なし”な気がします。でも結構手を入れたので出来はそんなに悪くないと思います。
そんなわけで今回は最低落札価格を設定させていただきました。無理に買い叩かれるのは悲しいので・・・。申し訳ありませんがよろしくお願いします。

なんだか最近は1/144でもディテールの追求がトレンドのようです。みなさん信じられないような細かい工作をしていて尊敬します。私にはあんなのできないなぁ。
しかし、個人的に1/144はディテールを求めるスケールではないような気がするので、私は基本形状の改修にとどめて塗装で楽しむというこれまでのスタイルでやっていこうと思います。数集めて楽しんでいただけたら嬉しいですね。
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